いろんなまとめ

IT技術系のことを気が向くままに書いていきます。勉強会の感想とか

dockerを使って、BadStoreのコンテナを立てる。

2018年も今日で最後となりますが、こんな日だからこそ更新していきたいと思います。

この記事では以下の内容を書いています。

  • Docker for Windowsのインストール
  • Dockerでimageのダウンロード
  • コンテナの起動と疎通確認

意図した内容でしたら、先に読み進めて頂ければと思います。






さて、やりたいことは以下の通り

やりたいこと

  • dockerで簡単に立てたり潰したりできるやられ役Webアプリを建てたい
なぜ?

勉強会や社内教育の為にやられ役Webアプリを使いたい。
サーバや、VM等で実現してもよいが、それ用の端末を準備するお金はない ← これ重要
そのため、安価で準備できるRasberryPi上にdocker環境を入れて、研修環境を構築したらどうかと考えたから。

そもそもRaspberry Piでdockerが動くか調べてみたところ、どうやらできそう。

Raspberry Pi上でdockerを動かす実践をしていらっしゃる方の記事が参考になりそう。
Raspberry Pi docker 環境を構築する

まず、、、

ここまで書いてきましたが、そもそもdockerを触ったことがない私ですので、まずはWindows on Dockerで練習する。

環境

Windows 8 64bit Home Edition
intel Core i5-4200U @ 1.60GHz
RAM 8G
Docker version 17.06.0-ce, build 02c1d87

Docker for Windowsのインストール

インストーラ自体は以下のサイトからダウンロードしてインストールを行う。
docs.docker.com

アイコンが表示されるのでダブルクリックして実行。

f:id:Neko_no_me:20181231201649p:plain
Docker for Windows インストール後に現れるアイコン

以下の画面が出てきて、入力待ちの状態になる。これでインストールは完了

f:id:Neko_no_me:20181231205317p:plain
Docker for Windowsを実行した直後の状態

Dockerでimageのダウンロード

今回、建てたいのはやられ役Webアプリ。
ゼロから作ると大変なので、すでに準備されているimageを使って試したいので、Docker-Hubで探してみる。
そうすると、jvhoof/badstore-dockerというimageが公開されている。
Docker Hub

今回はこれを使う。
右下にあるコマンドをコピーしておく。

f:id:Neko_no_me:20181231202413p:plain
docker-hubで検索した結果

そして、Docker for Windows上で先ほどコピーしたコマンドを実行する。

f:id:Neko_no_me:20181231202843p:plain
pullした結果

これで、imageのダウンロードは完了。

コンテナの起動と疎通確認

ダウンロードしたimageを使って、コンテナの起動を行う。
コンテナ起動のコマンドは以下の通り

docker run --name test --rm -i -p 8080:80 -t jvhoof/badstore-docker

docker run のオプションに関しては以下のサイトを参考してください。
Docker run リファレンス — Docker-docs-ja 17.06.Beta ドキュメント

次に、起動確認を行う。

dockerのipは以下のコマンドで確認する。

f:id:Neko_no_me:20181231204325p:plain
docker-machine envでipアドレスを確認する

DOCKER-HOST部分のipアドレスを確認。
後は、docker runで -p で設定した8080番ポートに対してアクセスする。

f:id:Neko_no_me:20181231204711p:plain
badstore-dockerの起動確認

やったぜ

まとめ

ここまでで、Windows上でdockerを使ってBadStoreの起動まで確認できた。
あとやることとしては、dockerコンテナの破棄、再起動の確認。それが終わったら、raspberry pi 上での実装。
こんな感じで年始は勉強を進めていきます。